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石垣島・真栄里ビーチにおいて小型モビリティ走行実証を実施

 

九州

大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、2026年2月21日から3月1日までの5日間、石垣島・真栄里ビーチにおいて、小型モビリティの走行実証を行いました。 本実証は、自然環境と観光機能が近接する石垣島において、新たな移動手段の在り方を検証するとともに、漂着プラスチックをアップサイクルした再生材の活用を通じて、海辺空間の価値向上を図ることを目的に実施したものです。

実証の概要

当社は2024年11月に、石垣市と「漂着プラスチックのアップサイクル利用促進に係る連携協定」を締結※1し、 ビーチクリーン活動やワークショップなど、地域と連携した取り組みをすすめてきました。※2

実証場所となったANAインターコンチネンタル石垣リゾート真栄里ビーチは、市街地からのアクセスもよく、 宿泊客・観光客・地域住民など多様な利用者が訪れるビーチです。 一方で、敷地内の移動には一定の距離があり、砂浜に沿って舗装路が整備されているものの、 日差しや気温の影響を受けやすく徒歩での移動には負担が生じやすい環境にあります。 特に高齢者や長時間滞在する利用者にとっては移動負担が課題のひとつと考えられます。

そこで、海辺空間における新たな移動手段として、トヨタ自動車製の小型モビリティ「C+walk(シーウォーク)」を用いた試乗体験を通じた走行実証を行いました。 期間中は観光客や地域の皆さまなど延べ243名にご参加いただき、操作性、走行安定性、移動負担軽減効果、 観光地での活用可能性等についてアンケート調査を実施し、 観光地における回遊性向上および高齢者等の移動支援に対する有効性を検証しました。

写真1:真栄里ビーチでの小型モビリティ実証実験

特徴・技術的ポイント

本実証で使用した小型モビリティは、免許の取得が不要で歩行者空間での走行を想定した設計となっており、観光客や高齢者の短距離移動を補完する手段としての活用が期待されます。 また、安全確保のため設置した方向指示版や路側ポールには、石垣島で回収した漂着プラスチックをアップサイクルした再生材を活用しました。モビリティ実証とあわせて、参加者の資源循環への取り組みに対する理解を深める機会ともなりました。

参加者の評価

参加者からは「想像以上に安定していて安心感がある」「砂浜に近い場所でもスムーズに走行できる」といった声が寄せられました。また、家族連れや高齢の方からは、「移動が楽になることで、海辺を気軽に楽しめそう」といった期待の声もありました。 漂着プラスチックのアップサイクル製品である方向指示版や路側ポールについては、「海から回収されたものとは思えない」「このような形に生まれ変わるなら、回収活動にもより意義を感じる」といった反応があり、アップサイクル製品に対する理解促進にもつながりました。

今後の展開

本実証で得られた走行データおよび利用者アンケート結果を踏まえ、観光地や地域生活圏における小型モビリティの社会受容性や回遊性向上の可能性、運用上の課題等を整理し、活用方策の検討を進めます。  当社は今後も地域特性に応じた持続可能な地域づくりに貢献してまいります。

写真2:漂着プラスチック製の路側ポール
写真3:石垣市における当社の活動紹介
※1大成建設と石垣市が「漂着プラスチックのアップサイクル利用促進に係る連携協定」を締結
※2漂着プラスチックのアップサイクル利用促進に向け、石垣市の皆様とビーチクリーン及びワークショップを開催 石垣市との連携で「漂着プラスチックのアップサイクル」活動報告会を開催
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